後藤 英之 先生のご紹介

後藤 英之(ごとう ひでゆき)      肩のエコーでは世界の最先端を走ってきた杉本勝正先生の右腕であり、肩の世界では間違いなく次世代を担う代表格の一人です。解剖を熟知しているからできる画像描出技術はまさに目から鱗であり、野球関係者が参加しそこなうと後悔するセミナーになります。

略歴
1990年3月   名古屋市立大学医学部 卒業
1997年3月   名古屋市立大学大学院医学研究科 修了
1998年3月   医学博士(名古屋市立大学 433号)
1990年5月   名古屋市立大学整形外科臨床研修医
1991年4月   小牧市民病院整形外科
1993年4月   名古屋市立大学整形外科研究医
1997年4月   アメリカピッツバーグ大学整形外科研究員
(指導教授:Freddie H. Fu教授(Center for Sports Medicine, University of Pittsburgh):膝半月板損傷に対する遺伝子治療について研究を行った)
1998年8月   名古屋市立大学整形外科臨床研究医
1998年9月   大垣市民病院整形外科
2000年4月   大垣市民病院整形外科  医長
2002年4月   名古屋市立大学整形外科 助手
2007年3月   名古屋市立大学整形外科 病院講師
2008年9月-10月   ヨーロッパ肩肘学会トラベリングフェローとして渡欧
2009年5月   日本福祉大学健康科学部非常勤講師(整形外科学)
2013年10月   名古屋市立大学大学院医学研究科 整形外科 講師
2014年1月   名古屋市立大学大学院医学研究科 整形外科 病院准教授

専門医
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本整形外科学会リウマチ認定医
日本リウマチ学会リウマチ専門医
National Strength and Conditioning Association: CSCS(Certified Strength and Conditioning Specialist)

所属学会
日本整形外科学会 日本整形外科スポーツ医学会評議員
日本肩関節学会評議員 日本肘関節学会評議員
中部日本整形外科災害外科学会評議員
日本整形外科スポーツ膝関節鏡学会(JOSKAS)
日本臨床スポーツ医学会
日本リウマチ学会 日本人工関節学会
International Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedic Sports Medicine (ISAKOS): Active member
European Society for Surgery of the Shoulder and Elbow (SECEC): Corresponding member
National Strength and Conditioning Association

専門分野
肩関節外科、肘関節外科、膝関節外科、スポーツ整形外科

研究
肩関節唇、膝半月板の組織化学的研究
肩関節、肘関節周囲における解剖学的研究
膝半月板損傷に対する遺伝子治療に関する研究

ハンズオンセミナーに寄せて
肩関節唇は、関節後方の以外は深部にあるため超音波検査では描出しにくい組織でした。しかし、撮影肢位の工夫や適切なプローブ選択によって、上方、下方の関節唇の描出まで可能になりました。また動態評価を追加することでより詳細な観察が可能です。最初は描出が難しくても決してあきらめず挑戦することです。関節唇の動態撮影ができるようになったとき、きっとワンランク上の技術を会得した気分になれることでしょう。そして更に新しい部位の描出方法を開拓していきましょう。

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