白石 吉彦 先生のご紹介
潜って捕った80cmの真鯛 |
後醍醐天皇が流された島をご存知ですか?誰もが昔、社会の授業で習った記憶があるはず・・・それが“隠岐の島”です。最近では、竹島(独島)に一番近い島としてよく知られています。何県にあるかというと、島根県にあります。白石先生に学会1日目のランチョンセミナーをお願いした理由は3つあります。患者の出入りがほとんどない『離島の医師』であること、“病気”でなく“病人”を診る医者の原点『総合診療医』であること、そして話が非常に面白い『講演の達人』であることです。東日本大震災が起きた直後、坊主頭に刈り上げ「1か月は帰れないかもしれない」という言葉を奥さんの裕子さんに残し、古屋聡先生(山梨市立牧丘病院院長)とエスティマで被災地へ飛び込みました。医療現場の状況はライブで全国にメール配信され、現在も続く被災地への医療支援に火をつけました。島では心エコーを行い、消化管の内視鏡を行い、末期がん患者の緩和ケアを行う、とにかく何でもやるし、何でもできるところが凄い。凍結肩患者に対しては、普通にサイレント・マニピュレーションを行っています。まさに本来医者がするべき医療スタイルを貫き通している、だから総合診療のカリスマなのです。昨年、日本医師会から“赤ひげ大賞”が贈られました。表彰式には安倍晋三首相はじめ各界を代表する著名人が列席していたそうです。患者目線で問題解決の糸口を探す白石先生の医療スタイルは、日々の診療に追われる我々に医療人としてあるべき姿を強く問いかけてきます。聴衆をグイグイ引き込む魅力あふれる白石先生のプレゼンをどうぞご堪能ください!
魅力あふれる隠岐島前病院のHPアドレス
略歴
1992年 |
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自治医科大学卒、徳島で研修、山間地のへき地医療を経験 |
1998年 |
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島根県の隠岐諸島にある島前診療所(現隠岐島前病院:おきどうぜんびょういん)に赴任 |
2001年 |
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同診療所の院長になり、周囲のサテライトの診療所を含めて総合医の複数制、本土の医療機関との連携をとりながら、人口6200人の隠岐島前地区の医療を支えている。 |
2010年 |
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腹部外科医の引き上げ以降、内科外来と外科外来を交互に行っている。 |
2014年 |
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第2回日本医師会赤ひげ大賞受賞 |
趣味:トライアスロン、ヨット、魚釣り、魚突き
拙著:離島発 いますぐ使える!外来診療小ワザ離れワザ(中山書店:2014)
所属:日本プライマリ・ケア連合学会
タヒチでの家族写真
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Copyright (C) 2015 第27回日本整形外科超音波学会